非常識な成功法則を読んで黒い気持ちを利用するのもありだよね。と思った話

非常識な成功法則という真っ黒い本が本屋さんの入り口にバーンとあって

吸い寄せられるように目についたので読んでみたのでした。

本の真ん中に大きく「買わないでください」の文字

神田昌典「この本は私が一番書きたくなかった本」

えぇ!そんなに?!それはどんなことが書いてあるのか気になる!ということで購入。

本の中身はこんな感じ。

 

内容紹介

経営・マーケティング本で新たなスタイルをつくるとともに、
「フォトリーディング」「マインドマップ」など、
さまざまな学習ツールを日本に広める
ビジネス書界の超重要人物・神田昌典。現在も熱狂的ファンを持ち、
ビジネス、教育をはじめ、多彩な分野で精力的に活躍中です。その神田昌典が2002年に発表し、
これまでに25万部を超えるベスト&ロングセラーとなっている
伝説の書、『非常識な成功法則』が新装版で登場!「成功は『悪』の感情から始まる」
「まずはやりたくないことを探せ!」
「嫌な客には頭を下げるな!」
「お金を溺愛する」
などなど、
当時37歳の著者が本書で著した
非常識、無遠慮、赤裸々、粗削りな「自らの成功の秘訣」の数々は、
その後活躍することとなる多くのビジネス書作家、成功者に多大な影響を与え、
今もって絶賛する読者が絶えません。今回の新装版にあたり、内容の一部を修正するとともに、
巻頭に現在の神田昌典からのメッセージを掲載。本書を
「一番書きたくなかった本」
「読み返したくもない本」
と振り返る神田昌典は、やっぱり「非常識」?それとも……?
引用元:amazon
読み始めてわたしがガーンと響いた部分はこちら

非常識な成功法則の成功は『悪』の感情から始まる

という部分。

本にはわかりやすいように図が描かれていて、成功への近道が書かれていたよ

 

何かを始める、成し遂げるには、それはそれはパワーがいることなので、真っ黒い気持ちをうまく原動力に使うよいい。ということが、わかりやすく書かれていました。

あいつに負けたくない。とか、こんなところに自分はいるはずではない。とか、劣等感自己肯定感の欠落、嫉妬など「なにくそ!」って気持ちからのパワーは絶大なんだよ。ということなのでした。

 

この本を読んだとき、わたしにとって、とっても目からうろこだったのでした。

なぜなら最近のわたしは良い行いをしていく。とかお金なくたって人に優しくできる人間でいたいよね。毎日おだやかにすごいたい。というマインドで生きていたからなのでした。

 

わたしはすっかり忘れていたです!数年前黒い気持ちに支配されていろんなことをがんばっていた自分のことを

 

ちょっと自分のことを書きますが、わたしは数年前まで「シンガーソングライターとして売れたい!」っていう夢に向かってがむしゃらにがんばっていました。いろんなところに歌いに行ったり、路上ライブやりまくったり、と勢力的に活動していたのですが、その当時のわたしの心はそれはそれは黒く荒らんでいたんです

数年前までと書いたのは夢を今は追いかけていないということなのですが、夢をあきらめたきっかけは「諦める力」という為末大さんの著書を読んだことでした。

 

本のタイトルが「諦める力」ということだけども、夢をあきらめたという表現があっているかというとちょっと微妙で、夢が叶っていない自分に絶望したり、努力に苦しむことをやめた。ということなのですが、「夢」っていう抽象的で叶いづらいものを理想に持つことはやめたということなのでした。

 

諦める力 〈勝てないのは努力が足りないからじゃない〉

 

その当時の自分はたしかに今では考えられないくらいアクティブだったし、アドレナリン全開だったと思います。その当時からたかちゃと付き合っていましたが、一緒に1日とかいて遊んで、夢に向かって何かしらができない状態だとすぐ不安になる。ってくらいうくらい、切羽詰まっていて、何かに追いかけられているようでした。

 

しかも、同じように歌い手として「夢」を目指している友達の、ライブの成功とかCDがすごくいい。とかを、今思い出しても苦しくなるくらい、くやしんで、うらやんで、嫉妬して。という気持ちでいっぱいだったのを覚えてます。とにかく楽しい。わくわくする。ということよりも、どうして自分はうまくいかないのだろう。という気持ちでいっぱいだったのでした。

 

今、黒い気持ちから開放されたわたしが当時を客観的に考えて思うことは、黒い気持ちつらいけどめちゃくちゃがんばれていた。ということ。

そうなんです。黒い気持ちがなかったら、そこまでがんばれなかったんじゃないかなと思います。

まぁがんばっていたといってもわたしの基準なので、人によってはそんなことくらいと思うかもしれないけれどね

 

非常識は成功法則にはこんなようなことが書かれていました。

成功するための最短のルートはこの黒い気持ちを利用して、がむしゃらに行動して、その後によい行いをする自分に戻すということ

 

つまり、黒い気持ちはとてもすごい役割を持っているけれど、ずっと黒いままだとどんどん人が離れていってしまうし、孤独になってしまうので、その後に黒い気持ちから元に戻っていければ、それが成功への近道ということなのでした。

 

なるほどー。もちろん私が夢に向かってがんばっていたとき、そういう黒いエネルギーの部分に頭の意識が向いていたんだろうなと思いました。ということでもう一度黒い自分になって、それを原動力にがんばるということをやってみたいなと思ったのでした。

ある意味自分に対しての洗脳ですよね。これって。笑

 

ちなみに音楽の夢を諦めるのに、SNSも黒い気持ちになりまくるので、一切見れなかったし、(facebookとかでタイム欄にでないようにしまくったり。笑)諦めるということを決めてからの2年くらいめちゃ辛い時期だったのでした。

その間にも、まだ黒い気持ちが抜けきれていなくて、自分は何かやらなくてはいけないんだ!もっとできるんだ!という想いから、実家のホームページを作るためにWEB系のスクールに通って、

コツコツコツコツとサイトを作りあげて、まぁそれがきっかけで、このブログを1から組みたてる知識だって持てるようになったんだから、生きていて自分がやってきたことって全部無駄なことなんてないよね。と思うのでした。

 

こういう気づきがあるので、わたしはやっぱり本を読むことが大好きだなと思ったこおどりちゃんなのでした。

 

やりたいことがあるのに、行動せずに過ぎていってしまっているあなたにパンチを食らわしてくれる本です。

おすすめでございます。

 

 

 

 

夢を追っていて苦しい人にわたしがおすすめする本たち

考えたら夢に向かってがんばりたい!って思ったのも本がきっかけだったなぁ。

わたしは本で作られているとっても過言ではないよね。

 

 

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