胸がぎゅっとなるせつない曲が好きなわたしは、せつない感情が好きなのかもしれない

今日は悲しいなと思うことがあった。

悲しいことがあった日の、みんなが会社帰りで、くたびれた空気がうようよと浮いている電車は、気持ちがどんどんめいってきて、こたえる。

 

電車を降りると、かわいくて癒される絵がみたくなって、ツイッターでイラストを描いている人の作品をいろいろ見ることにする。

 

砂糖ゆきさんという素敵な絵描きの方の絵が、とってもかわいくて、そしてどこかせつなくて、なつかしくて、ほっこりした。

ただのなぎささんという方のミュージックビデオで絵を描かれているみたいで、聴いてみた。

曲が終わってもyoutubeをかけたままでいると

あたまが「びびび」となるイントロが流れてきた。

 

なんだろうこれすごく好みの曲。

ラブリーサマーちゃんという人の「あなたは煙草 私はシャボン」って曲だった。

 

なんだこれすごくいいじゃん。ってドキドキして、曲と同時に「せつない」が部屋中に充満した。

調べたら2年ほど前にリリースされていて当時とても話題になったそうな。

歳を取っても、若者の曲が胸に響く自分も持っておきたいなぁってふと思った。

 

せつない気持ちというのは、いいよなぁと思う。

 

私は影のあるものに惹かれることが多い。

ぬるま湯につかるみたく、せつない気持ちに浸り続けていると、気が付いたときに、とんでもない自分になってしまうのではないか。と不安になることがある。

 

以前テレビで、楽しい写真と、悲しい写真を2つ同時に見せて、どちらをよく見てしまうかによって、性格は決まっていってしまっていて、

バッと2枚の写真が出されたときに、楽しい写真を見る練習をすれば、ポジティブに生きていける!というような内容を見た。

 

それからはなるべく悲しいものを見ないように工夫することを覚えたけれど、どうしてもわたしの性格は、どこかから漏れる薄暗い影を怖いものみたさで見たくなってしまうのであります。

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