2019年の本屋大賞が発表されましたね!!
本好き中の本好きの書店員さんだけが投票権を持つ「本屋大賞」!
本屋大賞はお客さんにおすすめの本として選ぶなら、という基準で選考されています。
つまり、おもしろくないわけがない!!!!
ということで本屋大賞2019年の受賞作品を紹介していきます。
目次
- 1 2019年本屋大賞1位「そして、バトンは渡された」瀬尾まいこ/文藝春秋
- 2 2019年本屋大賞2位「ひと」小野寺 史宜/祥伝社
- 3 2019年本屋大賞3位「ベルリンは晴れているか」深緑 野分/筑摩書房
- 4 2019年本屋大賞4位「熱帯」森見 登美彦/文藝春秋
- 5 2019年本屋大賞5位「ある男」平野 啓一郎/文藝春秋
- 6 2019年本屋大賞6位「さざなみのよる」木皿 泉/河出書房新社
- 7 2019年本屋大賞7位「愛なき世界」三浦 しをん/中央公論新社
- 8 2019年本屋大賞8位「ひとつむぎの手」知念 実希人/新潮社
- 9 2019年本屋大賞9位「火のないところに煙は」芦沢 央/新潮社
- 10 2019年本屋大賞10位「フーガはユーガ」伊坂 幸太郎/実業之日本社
2019年本屋大賞1位「そして、バトンは渡された」瀬尾まいこ/文藝春秋
本屋大賞得点:435点
「そして、バトンは渡された」のあらすじ
たくさんの〈親〉たちにリレーされて育った優子。数奇な運命をたどったけど全然不幸じゃなかった少女の物語。
私には父親が三人、母親が二人いる。家族の形態は、十七年間で七回も変わった。これだけ状況が変化していれば、しんどい思いをしたこともある。新しい父親や母親に緊張したり、その家のルールに順応するのに混乱したり、せっかくなじんだ人と別れるのに切なくなったり。(本文より)
幼くして実の母親を亡くし、様々な事情で血の繋がらない〈親〉たちの間をリレーされ、四回も苗字が変わった優子だが、決して不幸だったわけではない!
〈親〉たちの愛を一身にうけて、〈親〉たちのことも愛して、いま十七歳の優子は幸せなのだ。
身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作!
「そして、バトンは渡された」の感想まとめ
#そしてバトンは渡された
感想を書いた。
この独特のリズムで生きてる素敵な女の子は、大きな愛で育まれたんだな。
この優しさ、小説だから描ける世界。
設定からは辛さとかそっちを想定して身構えだちだけど、そんなこと全然ないっす。
読んだあと、目には涙、心の中に優しさと幸せが溢れる。 pic.twitter.com/XtCS9HJrti— まゆ (@mayu_mahihapi) 2018年11月12日
今日読んだ本。特に買う気もなく本屋に行って、立ち読みで没頭してしまった…。迷いなく買って、家でクッキー食べながら一気読み。ただ、女子高生が親に愛される話なんやけど、買ってよかった。ただ、読んで幸せになったな#そしてバトンは渡された pic.twitter.com/gvgcdOHkoJ
— coemo (@ekoinAsia) 2019年3月16日
2019年本屋大賞2位「ひと」小野寺 史宜/祥伝社
「ひと」のあらすじ
店を開くも失敗、交通事故死した調理師だった父。女手ひとつ、学食で働きながら東京の私大に進ませてくれた母。―その母が急死した。柏木聖輔は二十歳の秋、たった一人になった。全財産は百五十万円、奨学金を返せる自信はなく、大学は中退。仕事を探さなければと思いつつ、動き出せない日々が続いた。そんなある日、空腹に負けて吸い寄せられた商店街の惣菜屋で、買おうとしていた最後のコロッケを見知らぬお婆さんに譲った。それが運命を変えるとも知らずに……。
「ひと」の感想まとめ
一言でいうと、アオハル小説です。
困ったときは誰かに頼ってもいい……。#ひと #本屋大賞ノミネート pic.twitter.com/WyUKzf6MDd— イグナチオ (@ignatius0531) 2019年4月9日
新しく一歩を踏み出したくなる…
そんな物語かな…。#ひと #小野寺史宜 pic.twitter.com/KGpQM2OYyf— はいはに (@haihani1979) 2019年4月1日
2019年本屋大賞3位「ベルリンは晴れているか」深緑 野分/筑摩書房
「ベルリンは晴れているか」のあらすじ
1945年7月。ナチス・ドイツが戦争に敗れ米ソ英仏の4ヵ国統治下におかれたベルリン。ソ連と西側諸国が対立しつつある状況下で、ドイツ人少女アウグステの恩人にあたる男が、ソ連領域で米国製の歯磨き粉に含まれた毒により不審な死を遂げる。米国の兵員食堂で働くアウグステは疑いの目を向けられつつ、彼の甥に訃報を伝えるべく旅立つ。しかしなぜか陽気な泥棒を道連れにする羽目になり――ふたりはそれぞれの思惑を胸に、荒廃した街を歩きはじめる。
「ベルリンは晴れているか」の感想まとめ
ギゼラが保険局に連れ去られる回想シーンまで読了しました
ケン・フォレットの『凍てつく世界』を想いだしながら読みすすめました。
『ベルリン…』の回想以外のベルリンと近郊をめぐるロードムービーっぽい展開は好き#読書好きと繋がりたい— chihirom (@chihirom20) 2019年4月2日
#ベルリンは晴れているか#深緑野分 著#このミステリーがすごい (このミス)2位#本屋大賞 にもノミネート
凄い大作
でも
率直に
ミステリーぽくなく思えた戦争の悲惨さが凄い圧をもって迫ってきて
ただただ心が痛いズーンと
重くのしかかってきます#本 #読書 #読了 #図書館 #新宿COTTON倶楽部 pic.twitter.com/mFcXIebeVe— ジェネリックえんじぇる@新宿COTTON倶楽部(Hikari垢)4/25秋葉原6/22藤沢 (@genericangel3) 2019年4月6日
2019年本屋大賞4位「熱帯」森見 登美彦/文藝春秋
「熱帯」のあらすじ
汝にかかわりなきことを語るなかれ――。そんな謎めいた警句から始まる一冊の本『熱帯』。
この本に惹かれ、探し求める作家の森見登美彦氏はある日、奇妙な催し「沈黙読書会」でこの本の秘密を知る女性と出会う。そこで彼女が口にしたセリフ「この本を最後まで読んだ人間はいないんです」、この言葉の真意とは?
秘密を解き明かすべく集結した「学団」メンバーに神出鬼没の古本屋台「暴夜書房」、鍵を握る飴色のカードボックスと「部屋の中の部屋」……
幻の本をめぐる冒険はいつしか妄想の大海原を駆けめぐり、謎の源流へ!
我ながら呆れるような怪作である――森見登美彦
「熱帯」の感想まとめ
やっと半分までいった。
どんどん謎が深まっていく。はじめて出会う謎の種類。これはもうファンタジーだな⭐️
明日、本屋大賞発表なのに読み終わらなさそう(´-`)#熱帯 pic.twitter.com/72FaIr1ZLm— きえ (@kie6329) 2019年4月8日
#熱帯 #森見登美彦 まるで子供の頃読んだ冒険の書みたいにワクワク、ドキドキ💓💓楽しすぎ! https://t.co/A91TkWdqb3 pic.twitter.com/SchuJG6TK5
— シロチコ (@0Ab332) 2019年4月1日
2019年本屋大賞5位「ある男」平野 啓一郎/文藝春秋
「ある男」のあらすじ
愛したはずの夫は、まったくの別人であった。
「マチネの終わりに」から2年。平野啓一郎の新たなる代表作!
弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、「ある男」についての奇妙な相談を受ける。
宮崎に住んでいる里枝には、2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去があった。長男を引き取って14年ぶりに故郷に戻ったあと、「大祐」と再婚して、新しく生まれた女の子と4人で幸せな家庭を築いていた。ある日突然、「大祐」は、事故で命を落とす。悲しみにうちひしがれた一家に「大祐」が全くの別人だったという衝撃の事実がもたらされる……。
里枝が頼れるのは、弁護士の城戸だけだった。
人はなぜ人を愛するのか。幼少期に深い傷を背負っても、人は愛にたどりつけるのか。
「大祐」の人生を探るうちに、過去を変えて生きる男たちの姿が浮かびあがる。
人間存在の根源と、この世界の真実に触れる文学作品。
「ある男」の感想まとめ
久々に小説を読んだ。
「愛した人が全くの別人だった」という突拍子もない出来事を書いているが、主人公や出来事は嫌になるくらい現実的。小説で現実逃避したい人よりも、自分と向き合いたい人や深く考えたい人にオススメ。#読了#ある男#平野啓一郎https://t.co/JmRlQsQPss
— noco│ライター兼編集者 (@noco68449190) 2019年4月8日
#ある男 #読了
ある再婚夫婦の夫が突然命を落とし、実はその夫が全く別人だったという話ですが、、、
話は亡くなった男の妻から依頼された弁護士が主役となって話が進んでいきます。
別人とはどういうこと?が気になって真剣に読み進めていました。 #読書 pic.twitter.com/qfK9jPbC8x— mizu*読書アカ* (@mizu_book1123) 2019年4月5日
2019年本屋大賞6位「さざなみのよる」木皿 泉/河出書房新社
「さざなみのよる」のあらすじ
小国ナスミ、享年43歳。息をひきとった瞬間から、その死は湖に落ちた雫の波紋のように、家族や友人、知人へと広がっていく。命のまばゆいきらめきを描く著者5年ぶりの感動と祝福の物語!
「さざなみのよる」の感想まとめ
#さざなみのよる 一人の女性の死をきっかけにして周りの人たちの気持ちやその後など、様々な人々の視点で書かれた物語で切ないけど心がほっと温まる物語でした!優しい気持ちになる小説でした。#あや読 pic.twitter.com/XWG0spqvpq
— 柴田阿弥 (@_shibata_aya) 2019年3月26日
生死のはなし。
はじまりから、おわりまで、ずっと泣きつづけた物語。読みおわってから、さざなみか、とおもった。本のなかから、伝わってきたそれは、いつまでもわたしに寄り添ってくれるもの。生きるよ、ありがとう、ナスミさん。#読書 #読書好きと繋がりたい #さざなみのよる #木皿泉 pic.twitter.com/mH5JODGPjn— ゆいな (@tu_1book) 2019年1月26日
2019年本屋大賞7位「愛なき世界」三浦 しをん/中央公論新社
「愛なき世界」のあらすじ
恋のライバルが、人類だとは限らない――!? 洋食屋の見習い・藤丸陽太は、植物学研究者をめざす本村紗英に恋をした。しかし本村は、三度の飯よりシロイヌナズナ(葉っぱ)の研究が好き。見た目が殺し屋のような教授、イモに惚れ込む老教授、サボテンを巨大化させる後輩男子など、愛おしい変わり者たちと地道な研究に情熱を燃やす日々……人生のすべてを植物に捧げる本村に、藤丸は恋の光合成を起こせるのか!? 道端の草も人間も、必死に生きている。世界の隅っこが輝きだす傑作長篇。
「愛なき世界」の感想まとめ
「結婚にも生殖にも興味がない私は、もしかして生命体として不完全なの?」
エッペンチューブ、チャンバー、PCR、メンデルの法則と理系の話が面白い!
役に立つとか、立たないとか関係無しに色々なことに興味を持ち、不思議に思い、探求することは大切なことだと思いました。 pic.twitter.com/sodh7rWqLy— 徒馳@ (@totitotiblog) 2019年4月4日
#三浦しをん さんの#愛なき世界 を読了
いつも不思議なのですが、興味のない事(駅伝や植物学など)なのに、しをんさんを通すと楽しく読める。
なんなら興味が湧いてくるのが不思議。
主人公の女性がなぜ人より植物学を愛するのかを、最後には理解できる。最後の会話も美しい。 pic.twitter.com/NTyHRtkXhE— ショー (@HSK228844) 2019年1月30日
2019年本屋大賞8位「ひとつむぎの手」知念 実希人/新潮社
「ひとつむぎの手」のあらすじ
大学病院で過酷な勤務に耐えている平良祐介は、医局の最高権力者・赤石教授に、三人の研修医の指導を指示される。彼らを入局させれば、念願の心臓外科医への道が開けるが、失敗すれば……。さらに、赤石を告発する怪文書が出回り、祐介は「犯人探し」を命じられる。医療ミステリーの旗手が挑む、スリリングなヒューマンドラマ!
「ひとつむぎの手」の感想まとめ
「ひとつむぎの手」映画化して欲しい…
めっちゃいい本だった…
買って絶対後悔しない本だった…
とにかく読んでみてそしたら伝えたい事が分かるはず#ひとつむぎの手#知念実希人— TIBICORO (@TIBICORO1) 2018年12月6日
知念実希人さんの『ひとつむぎの手』読了
主人公の平良先生の人間味溢れる葛藤や医者としての行動など、続きが気になって読む手が止まらなかったです。
途中も最後も感動で泣ける所があって泣きました。
素晴らしい作品でした。#ひとつむぎの手— 紋白蝶@TMK (@t_wnh_evol) 2019年1月21日
2019年本屋大賞9位「火のないところに煙は」芦沢 央/新潮社
「火のないところに煙は」のあらすじ
「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」。突然の依頼に、かつての凄惨な体験が作家の脳裏に浮かぶ。解けない謎、救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。作家は、事件を小説にすることで解決を目論むが――。驚愕の展開とどんでん返しの波状攻撃、そして導かれる最恐の真実。読み始めたら引き返せない、戦慄の暗黒ミステリ!
「火のないところに煙は」の感想まとめ
わたしとっても本読むのが遅いんだけど直ぐ読み終えちゃいました✨
面白かった😂けど鳥肌。。😨
怖かったというよりは
こわいの進行形かな、、😨次なに読もうかな🙂
おすすめはありますかー🙂🙏#火のないところに煙は pic.twitter.com/rVDxgIYddV— 山田菜々 (@yamada7dayo) 2018年7月24日
#火のないところに煙は めちゃくちゃ怖かった!第四話の「助けてって言ったのに」がお気に入りです。〈せっかく〉という言葉の使い方、素晴らしいなあと。ミステリ好きもホラー好きもどうぞ。 pic.twitter.com/iNaoUEZ3nn
— 石井千湖 (@ishiichiko) 2018年7月5日
2019年本屋大賞10位「フーガはユーガ」伊坂 幸太郎/実業之日本社
「フーガはユーガ」のあらすじ
常盤優我は仙台市内のファミレスで一人の男に語り出す。双子の弟・風我のこと、決して幸せでなかった子供時代のこと。そして、彼ら兄弟だけの特別な「アレ」のこと――著者一年ぶりの新作書き下ろし長編は、ちょっと不思議で、なんだか切ない。
「フーガはユーガ」の感想まとめ
『フーガはユーガ』#伊坂幸太郎
瞬間移動という特殊能力を持った双子の物語
現実離れした設定だけどユーモアある会話やアイデアある発想でテンポ良くストーリーが展開していき見事なまでの伏線の回収が気持ち良かった
哀しいバッドエンドだけどラストの一言で心が暖かくなった#読了 #フーガはユーガ pic.twitter.com/zb1MCIud1f— ken (@ken70121871) 2019年4月4日
伊坂幸太郎「フーガはユーガ」読了です。
強い絆で結ばれた最強の双子のお話。
最初から最後まで、伊坂ワールドに引き込まれました。
特に後半部分の展開。。。「えっ、こうきたか!」
と思わず言ってしまうほど。
先の展開が気になり、没頭してページを捲ってました。#読了#フーガはユーガ— pegasos23 (@pegasos23) 2018年11月28日
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